6月6日は女性ゴルファーの日。世界80カ国、1200ヶ所で女性ゴルファーのためのイベントを開催している。コロナ禍が落ち着き、日本でも5月30日からゴルフ界が一体となって、全国展開。この日、宮里藍サントリーレディスオープン2023開催会場の六甲国際ゴルフ倶楽部で『Women‘s Golf Day レッスン会』が行われた。
参加したのは抽選で選ばれた16名の女性。4名ずつ4組で打撃練習場、バンカーに加え、大会では使用しない東コース18番で実践指導を受けた。6日は芒種。穀物の種まきをする頃ということで、習い事や芸事をはじめると上達がはやい-と、古来から伝えられる。生涯スポーツのゴルフも然りということだろう。
午後1時からスタートしたレッスン会。サプライズがあった。サントリーレディスの大会アンバサダー・宮里藍のあいさつに、出席者も驚いた。さらに、レッスン会では各組を指導するJLPGAティーチングプロ4人の他に、横峯さくらが参加。終了後の懇親会では、さまざまな質問にも丁寧に答え、女性ゴルファー拡大のために情熱を注いでいる。
その横峯は、「あいにくの雨でしたけど、皆さんがすごく楽しそう。参加して本当に良かった。私もワンポイントアドバイスをさせていただいた。ちょっとしたことで、プレーが上達すると、皆さんの表情が輝いてきます。こういったイベントは2回、3回-と続けていければいいなぁと心から思った。そして、ひとりでも多くの女性にゴルフの素晴らしさを知っていただければうれしいです」と話していた。
一方、宮里は横峯のレッスンを見学。「参加した皆さんがいきいきしていた。なかなか、試合と同じ会場でこういったイベントは今までなかったでしょう。たくさんの選手が練習しているそばで、横峯プロからレッスンを受けている姿を拝見。とてもいいことだなぁと感じた。普段、男性のアマチュアの方とはプロアマでご一緒する際、レッスンをする機会はたくさんあります。しかし、女性限定でこういうスタイルはすごく興味深かった。女性ならではのレッスンの仕方って、あるんじゃないかと思います」と語っている。
女性ゴルファーの日は、今年スタートしたばかりだが各地で大きな反響があった。24年はさらにスケールアップしたイベントが全国で開催される。