将来のスター選手を発掘し、さらなるジュニア育成を目指すために、JLPGAが主催したジュニアゴルフコーチサミットが、千葉で開催された。
コロナ禍で対面形式の講習会は3年ぶり。ジュニアイベントの内容充実、指導技術の向上、再確認などが主なテーマとなった。今回、プレゼンターを近野梨香、鷲尾雅子がつとめ、「現場での指導力アップ」をはかる目的で、この日はスナッグゴルフ体験をフィールドで創意工夫を重ねながら、従来の方法をブラッシュアップしていく。
担当した近野は、「今回、痛感したことはイベントが、準備の段階で成否が決定する、ということです。清元(登子)先生(元JLPGA会長)が、ジュニアゴルフコーチは指導者の中の指導者と、繰り返しおっしゃっていた。その言葉を大切に取り組んできたけど、改めて意味をかみしめています。ジュニアがたくさん参加し、心から楽しみながらゴルフへ興味をもつ指導を実践することは難しいけど、本当にやりがいがある」と、より志を高くした。
また、鷲尾も、「グループごとに分かれて、ひとつの価値観を掘り下げるカリキュラムは、対面方式だからこそ充実したものになった。指導理念の6つの価値観など、皆さんとともに、改めて深く考えさせられた。私自身、これを機にもう一度見直したい」と、話していた。
23年、ジュニアイベントを全国各地で開催いたします。ご期待ください。